日本のお風呂は素晴らしい
約8年前にカナダで自分でデザインし家を建てました。その時に参考にしたことやこだわったことを紹介します。 色々な家に行き、ショールームなどに行って調べてつくりました。 昔私たちが東京で住んでいた家のお風呂は透明のドアではなかったですが 明るい広々とした感じでした。 外から電話でお風呂にお湯を張ることもできました。カナダに引っ越してきて 「なんてお風呂文化が発達していない国なんだろう」と思った事を覚えています。
日本のような素晴らしいお風呂はできない!
色々とリサーチした結果日本の様に浴室が乾燥機になる・床が水滴をなくす・湯沸かしシステム・お湯が冷めないなどという 高機能なタイル、まっすぐな線、素敵なシステムを海外の浴槽に求めていけないことを悟りました。であれば 少しでも近づけたいと業者と相談しながら作ったお風呂が 私のデザインです。
タンク or 湯沸かし式
日本のお風呂は湯沸かし式です。しかし海外のお風呂はタンク式が多いです。私の主人の実家は古いタイプのタンクでした。例えば3人続けてシャワーをしたら三人目は最後の方にタンクのお湯がなくなって寒い思いをします。シャワーをしているときに台所の蛇口からお湯を出すとシャワーが水になってしまいます。
私はまずこの問題をなくすために湯沸かし器にしました。これで家族四人いつでも暖かいシャワーやお風呂に入ることができます。あなたに選ぶことができるのなら 残りのお湯を気にしないでお風呂に仕入れる湯沸かし式をお勧めします。
私の友人は水が硬いといって軟質から硬質に変える機械もあると言っていました。
一般家庭のバスルーム事情
大抵の家庭のバスルームはこんなタイプです。手前にトイレがあり トイレと浴槽が一緒で浴槽で体を洗うタイプです。この場合床は防水加工がなっていないため、浴槽から水があふれてしまうと大変な事にいります。もちろん床に排水溝もありません。だた日本とカナダの家の大きな違いはセントラルヒーティングシステムです。 カナダの場合、家全体が夏は涼しく、冬は暖かい。だから日本の冬のお風呂の様に床の寒さを感じたことはありません。
窓、換気扇は大切
日本のお風呂は家族で1つの場合が多いのでキッチンの隣や玄関のそばにあり、寝室やクローゼットから離れていてるのが多いけれど、カナダの場合1つの部屋に隣接していたり1つのフロアーに1つだったりするので(うちでは3つの浴室)換気には充分気を付けています。
うちの場合冬以外は使った後に窓を少し開けます。冬は窓が凍っていてあかない時もあるし、開けたら 凍って閉まらないくなる場合があるので換気扇を使っています。
シャワーの位置とホースの長さ
外国のシャワーはこのホテルの浴槽に上にシャワーと下に浴槽用の蛇口がついているタイプが多いけれどそうすると浴槽を洗う時に‥例えば左の端の洗剤を流すときはどうやって掃除をするのかと 心配になってしまう。 だからメインのシャワーのホースは長くなければ掃除ができない。
うちのシャワーはトップのレインシャワーと メインの高さが変えられるシャワーとサイト゛からでるシャワーの3種類です。トップのレインシャワーとメインは使うけれど、サイドのシャワーははっきり言って いらなかったと思います。
お風呂の蛇口とシャワーは一緒の同線にしてしまうとお湯を入れている間にシャワーを使うと止まってしまうとかになってしまうので別々にすることをお勧めします。
シャンプーなどを置くスペースは大切
この小さなスペース。日本のお風呂には絶対にあるものですが こちらにはない。このスペースを絵にかいて、寸法も伝え しかも90度にしてしまうと水が溜まってカビの原因になるので角度をつけてほしいと、事細かく注文した部分です。高さは立ってシャワーをしてちょうどの高さにしました。
床ものタイルも排水溝に水が流れるようにと指示をして作ってもらいました。微妙にタイルがずれているような気がしますが・・日本の職人さんが欲しかったです。
万が一のための取っ手
後から取り付けるのは難しいので 想定できることはやってもらいました。現在私は変形股関節症になったのでこの取っ手には感謝しています。
浴槽はあまり保温がない??
この家を作る時に先にカナダに住んでいる日本人の人々に色々なアイディアを聞きました。その中に「カナダの浴槽は保温機能がない」と聞きました。確かに日本人は長湯でカナダの人はお湯が冷えるまで浸かっているイメージがないですよね。そこで浴槽の周りに断熱材を使用しました。これで冷える心配はありません。しかし湯沸かし機能はその当時探すことが出ませんでした。
浴槽では何が重視ですか?
浴槽はいろいろなタイプがあります。私はジャグジーにしようと思っていたのですが、お店の人に「ジャグジーはうるさくないですか?」と言われ 確かにあそこまでの大きな泡はいらないと思います、ただマッサージ機能はほしいと言うと 今はもう少し小さな穴で数が多いタイプがあると、音もジャグジーの半分ぐらいと進められるがままに。一人モードと二人が一緒に入った時モードがあり 背中からと下からと両方が選べます。
やっぱり日本式
子供が小さい時はいつもお風呂で遊んでいました。今でも冬にスノーボードから帰ってきたら湯船につかったり、サッカーをして足が痛くなったらEPSOM SALT(硫酸とマグネシウムの無機化合物 塩ははいっていません。温泉の様な感じになる)を入れたり湯船を楽しんだり、去年大型犬を飼っていて その犬を洗うのに 防水のタイル部分と長いホースはとても便利でした。おすすめです。
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