海外生活での掃除機の選び方

カナダに来て私は色々な種類の掃除機を愛用している方に会いました。
その掃除機の種類だけでも5種類以上。今日はそんな掃除機について深堀したいと思います。

セントラルバキューム

我が家にはセントラルスタイルの掃除機があります。
このタイプは家の隅々の壁にホースをつなげる穴が開いています。

壁の下の方に四角い何も穴が開いていないプラグがあったら、開けてみてください。それがセントラルバキュームのコンセントです。

このタイプは家の中を掃除機の管が通っているために、掃除機の本体の部分を持って掃除しなくてもいいようになっています。
パワーもかなり強く、故障も少ないためにアメリカやカナダの家でよく見かけるタイプです。

キック式

このタイプのお掃除システムにしていれば簡単に、脚キックスタイルの掃除機の設置もできます。　なんたって同じシステムですから。
こちらは時々日本でもヘアーサロンでお見掛けするタイプ。
かんたんな掃除をほうきでして塵取りいらずで、足でキックするとふたが開いて「シュー」とごみが吸い込まれていきます。うちには　各バスルームの洗面所の下とキッチン、廊下、私の死後部屋とマッドルーム、サウナルームについています。

毎回掃除機のごみを捨てる必要もなく、ごみはたいていその家の一番低い階のどこかに設置されています。うちの場合地下です。　ごみタンクはとても大きく、2週間に1度ぐらいの割合で捨てます。下の部分　全体の1/3の所がごみが入る所になっています。もし、留学先や赴任先でセントラルバキュームを使うことになったら　時々のごみ捨てと、この場所の事を気を付けてください。

セントラルバキュームの残念な所

• ほこりが散る。やはり家中のチリがこの簡単なプラスチックの筒をつたって2階や1階から空気圧で集められてきます。この写真でもお分かりなように、すでに煤の様なほこりです。　うちは普段使わない客室のクローゼット内に設置されていますが、そこにかけてある服にはカバーをかけています。
• 音が結構大きい。　掃除機をかけている方は大きい音はしませんが、この装置がある場所はかなりの大きな音がします。夜中にお客さんが寝ているのを忘れて　キック式を使ったらちょっと迷惑行為です。

うちには不向きなセントラルバキューム

セントラルバキュームを実家で使っていたカナダ人主人は家を建てた時に強く「セントラルバキューム」を希望して設置しましたが、残念ながらうちには不向きでした。

• 家の大きさ　１つの吸引機で吸引するには無理の大きさの家だった。吸引力が弱い。
• ホースが重い　長いホースと家具を傷付けない用のカバーを取り付けるとかなりの重さで、１フロアー２か所のジャックがありましたが、長い蛇を引っ張っているような感覚でちよっと大変でした。

キャスター式には2種類あって　ごみ袋を設置するタイプとサイクロン式のタイプです。

ごみ袋設置式

手が汚れず、簡単にごみが捨てられるけれど　逆にごみ袋がもったいないのでごみ袋が一杯になるまで　ごみを捨てない。ごみ袋がないと使えない

サイクロン式