2023年9月中旬カナダ在住 入院は今回で2度目。以前は変形性膝関節症の手術で2泊3日しました。その時の病院食と言ったらとても驚く内容で、味も極薄で私には悲しい食事の思い出しかありませんでした。今回もそれを覚悟して入ったのですが、全く予想していなかった出来事が起こりました。
初日は食事なし
クローン病で入院された方はよくご存じだと思いますが、潰瘍性大腸炎とか、クローン病とか、腸、胃関係で入院された方は胃を休める目的でしばらく絶食のプランが立てられるようです。しかし、私も、医師もこの段階で私の腹痛の原因はわかりませんでした。
飲み物は水だけ
検診迄、水分補給の為にポカリスエットのような少し塩分が入っている飲み物をちょびちょぴ飲んでいたのですが、入院が確定してから病院で出されたもの以外飲食不可の指示が出ました。それは血液検査や色々な検査で数値を図っているのでとの事でした。
病院の水はファーストフードなどでジュースが入ってくるようなストロー蓋つきの容器に入ってきて、氷入りか無しか選べます。毎回様子を見に来る看護婦さんになくなったら頼めます。
入院2日目
朝食編
シリアルとお茶とブルーベリーマフィンとオレンジジュース ヨーグルト
ここ2.3日お腹に何か食べ物を入れると痛くなっていたので怖かったのですが、お腹がすいていたのでマフィン以外食べました。
やはりお腹が痛くなりましたが、ここは病院の個室なので痛くなっても安心です
ランチ
マカロニチーズです。驚きました。カナダの人たちはよくこのメニューを食べていますし、大学生などはインスタントのマカロニチーズがあり、3分ぐらいで作っています。多分これはインスタントではないと思いますが、そのようなメニューが出るとは思いませんでした。
珈琲とチョコレートプリンとジュースもありました。
この時に明日のメニューを選んでと紙を渡されました。
「えっ今日も帰れないの??」と自分の体調に何が起こっているのかがわからない不安いっぱいの中、今日も帰れないという判断をまさか食事配り係の人から聞かされるとは思いませんでした。
主人や子供たちが心配してきてくれましたが、まだ原因は調べ中という事で水分補給の点滴以外薬も何ももらわないまま・・いやもらわないままというより「もしほしかったら鎮静剤を出します」と言われていたけど、あまり効かないのがわかっていたので大丈夫と答えました。
3年前に変形性股関節の手術を受ける前はどうにもこうにも両サイドの股関節が痛すぎて、寝ることらできない状況で、カナダの痛み止めが聞かず、眠くなる一方で 日本からロキソニンの一番強い「ロキソニンプレミアム」をのんでいました。 この薬は本当に効きますが、胃が痛い時にはどうかと思い、今回は飲んでいません。
夕食
ハンバーグにマッシュポテト、ブロッコリー ・・ものすごい量で食べきれません。日本だったら病院食はおかゆなんだと思いますが、さすが北米です。
食事の注文は前日の2時までに提出しなければいけないので、今日は私の選んだものではないのが来ましたが、明日からは私の希望が叶う食内容になっていて結構楽しみです。
入院患者には食事が一番の楽しみ
今まで考えた事がありませでした。 窓から朝日を見て、天気を感じ、段々と廊下が騒がしくなり、夜からの当直と次の日の看護婦さんたちの引継ぎが行われ、7時半から8時ぐらいに朝食が配られます。その後 診察があったり、看護婦さんと話したり本やテレビを見て お昼。 その後ちょっとお散歩したり家族が面会に来たりして夕方 夕飯。シャワーを浴びて髪をドライヤーで乾かしてまた本を読んだり、テレビを見たり。 こんな時に
「明日は何が食べれるのかな。どんな料理かな」と楽しみになりました。まだまだクローン病初心者です。
カナダ(北米)はクローン患者が沢山います。それだからか、食事制限など特になく、再発して手術を繰り返していくパターンが多いと聞きます。私は食事制限大いに結構と思っていいるので、皆さんのブログやWeb本などを参考にさせていだき、また自分も色々な良い情報を発信していけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします
にほんブログ村