変形性股関節症とカナダの医療 PR

両側変形性股関節置換手術後 2日目の退院あれこれ 一番痛かった日・・

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6月19日にカナダで両側変形性股関節置換手術をして 一番大変だった術後2日後の6月21日の退院日の事を振り返ります。なんでたった2泊3日で退院するの? 等は前記事を参考にして下さい。

病院で

2泊3日の退院は想定内。

19日金曜日に手術して21日日曜日に退院です。主治医からは両側の股関節症置換手術の場合3泊か4泊になるかも、と言っていましたが、一人によって違うと聞いていました。

別に私が受けた手術が「魔法」だったわけではなく、皆さんとほぼ同じだと思います。 違うとしたら以前記事に書いた麻酔方法、抜糸、ホチキス、グルー(テープ?)、手術事前の体力の違いだと思います。

理学療法士による最終チェック

退院できるかできないかは理学療法士による階段チェックがありました。理学療法士はまず、持っている器具(歩行器、松葉杖、杖)のチェックと先2週間の生活環境を確認します。我が家の場合は外から家に入って、マッドルームと呼ばれる玄関に階段が3段だけあるのですがそこを登る練習でした。両方に松葉杖を使うと危ないので、片方は手すりをもって、片方は松葉杖。シュミレーションゲームのような。しかも松葉杖は使った事がなかったので、少し難しかったです。

私の友人は2階が寝室だっため、ベットレンタル1か月レンタルして1階で寝ていたそうです。

車に乗るのは激痛でしてた。

車に乗る時足が上がらない

退院の日も、家族はコロナの影響で病室まで上がれないので、当日、看護婦さんが主人当てに電話で経過を報告。今後の生活上の注意などをはなしました。車椅子で玄関まで、ポーターさんと言われる車いすを押してくれる方が、病室から玄関まで私のトランクと私の車いすを押してくれました。家族の車がありますか? どれですか? とかとてもやさしい方々です。迎えに使ったのは 日産ローグです。車高の高い4WDです。この時は痛かったです。カナダなので運転席は左、私は右側に乗るのですが、左足が上がらないんですよね‥。手で太ももを持ち上げて座って、娘が私の右足を押し込むみたいなかんじでした。

家の中では

玄関3段の階段は松葉杖でなんとか通過。

車から降りて松葉杖で家の中まではいりました。私は歩行器を使う予定はしていましたが、外で歩行器を使うのは難しかったので、松葉杖にしました。

私の座るすべての椅子の高さを高く!

座る椅子は両手持ち手があるタイプ。低すぎない!。リビングのソファーの高さは45cm  私はその高さに座ることができませんでした。クッションを足して高さを出しました。ちょっと不安定なのですが、大切なのは持ち手の部分。座る時、立つときにある程度の硬さと高さが必要です。ここをしっかりと持って自分の体を足ではなく 手で持ち上げます。

コンピューターチェアーがちょうどいい

コンピューター用の椅子は高さが変えられるし、動けるのでちょうど良いのですが、使い始めの時は椅子がキャスターで動いてしまわないように、誰かが後ろで持っている又は壁の前に置いておくようにしました。 慣れてくれば手の部分をもって上から下へ座れば椅子は動きません。

ベットに座る時の注意

ベットの高さも注意が必要です。病院のベットのように柔らかくないから、手すりを付けました。座る時、立ち上がる時にとても必要です。

足が動かせない! 自分で引っ張る!

座った後にほんの少しだけ足をベットに乗せようとしても、それができません。病院で習った紐を使って自分で引き揚げます。私の場合2本なので1本ずつではなく、2本ともに最初にヒモを別々に通して行います。 家に帰ってこの動作かなりのリハビリになったのではないかと思います。とても時間がかかります。しかし今の私は仕事は休みで十分に時間があるのでゆっくり少しずつ筋肉を動かし、一人で足をベットに乗せていきます。

一番のリハビリは家の中を歩くこと

この長い廊下の中間地点に私の仮住まいのオフィスがあります。しかし、手前が私の座れる椅子、私たちの寝室はほぼ突き当り・・初日はこの距離を歩行器を使って歩く事が出来ず、パソコンの前の椅子に座りました。

コンピューターチェアーを息子が車いすの様に押してくれました。

カナダで私が入院していた整形外科病棟私は6月19日に両側変形性股関節症置換手術を受けて2泊3日で退院しました。今回はその病棟や設備について記事にしました。 私が入院した部...

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クローズ
東京からカナダに来て11年、フランスやイギリスにも住んだ経験があります。2020年6月中旬に両側変形性股関節症の手術をカナダでうけました。この時に ネットでの情報がどれほど大切かを身をもって体験しました。今度は私がいろいろな情報をおおくりします。 2023年9月クローン病になりました。