私は6月19日に両側変形性股関節症置換手術を受けて2泊3日で退院しました。今回はその病棟や設備について記事にしました。
私が入院した部屋
カナダの病院の病室料金事情
以前に記事に書きましたが、カナダの医療費はほぼ無料です。今回の手術も、入院費もコロナテストも無料です。無料にならなかったものと言えば、手術2晩前から体を洗う時に使う抗菌スポンジと退院後に飲む飲み薬ぐらいでしょうか?
しかし、入院の時に セミプライベート(2人部屋)1日約25,000円 プライベートの個室は32.000円と追加料金を払い選ぶこともできます。詳しくはこちらへ
私の主人は最初4人部屋だと聞いていたので、セミプライベートとか個室にしたい?と聞いてくれましたが、私は「ただ寝ているだけで、約10万も出さなくていいよ、だったら治ってから皆でホテルにつまりに行こう!」と言いました。
土日に入院スタートする患者は滅多にいない
私の手術は金曜日だったため、土日には緊急以外の手術が行われないので、結局私と、75歳ぐらいのおばあさんと二人だけでした。私が選んで2人部屋になったのではなく、偶然2人部屋になったので、75000円は必要なし、しかも、普通の2人部屋よりもずいぶんと広めの3人部屋で 広く作られていました。
設備
シャワー室とトイレと洗面台、個人のロッカーが入り口の近くにあります。
自分のカーテンの中にはベットと引き出しのついたサイドテーブル 歯ブラシセットと飲み物はベットテーブルにおきました。携帯はいつもベットの上に置いていました。
私は窓側のベットで着替えの時意外 自分のカーテンはずっと開けっ放しでした。窓のカーテンも看護婦さんは時々「閉めますか?」と聞いてくれましたが、眩しくないし、全館クーラーで空調も完璧なので特に「開けっ放しでいいですよ」と 外の眺めを見ていました。今はコロナの影響で、院内面会禁止になっています。
窓の下の所に物が置けるようになっていて、私の看護婦さんはそこに私の予備枕や、タオルを置いて便利に使っていました。
とても便利なベット
ナースコールのやり方
手術が終わり、回復室後に運ばれた整形外科病棟の部屋で、看護婦さんは私にまず ナースコールの説明をしてくれました。ボタンを押して 押したら右側でも左側でもいいからスピーカーから話してね。と言っていました。
USBプラグは大きい方がよかった
スピーカーの上にはUSBジャックがついていました。残念ながら私のUSBは小さなタイプです。私が「延長コードも持ってきていますよ」というと、「病院は火災予防のために、家庭から持ち込まれた延長コードを差し込むことが禁止されているそうで、仕方ないので、私の携帯プラグはぎりぎりの所に差し込みました。180度のベットにしていると大丈夫ですが、角度を上げると届かなくなってしまうので、看護婦さんからテープを借りて固定しました。
ベットのリモコンは機能満載
このベットのリモコンは持ち運びができるのですが、テレビのスイッチや、自分のベットの上の電気の明るさや、ベットの方さ、角度、高さ、そしてマットにマッサージ機能付きでした。
ベットのマッサージ機能
私は普段まっすぐに寝ますが、時々横になったり動くのが好きです。しかし股関節の手術をしたら両足にあまり感覚がなく、サイドに傷があるので横になって寝るわけにもいかなかったのですが、ボタンを押すとちょうどいい具合に空気圧で背中を動かすことが出来ます。また、私が何も触っていない時でも、時々動いていたので そのようにプログラミングされているようでした。
初日は看護婦さんが、足を手術したばかりなので、足の部分の上げ下げはできないように固定しているといいました。
ベットの ここがありがたい!!
特に一押しのポイントはベットから立つときです。ベットから立ち上がる時に歩行器をサイドに持ってきて、いざ立とうとするのですが、ベットが低いと難しいです。この時にベット全体の高さを上げる事が出来るので、とてもスムーズに立つことができました。
逆に座る時は、高いままのベットに腰掛け、ベット全体をもとの位置に下げるます。
サイドのストッパーも上げ下げ可能です。
夜に足元に電気がつきます。
部屋の中は快適で、ルームメイトのおばあさんも優しげでした。海外に行くと日本人の女性は若く見られる場合があります。私のルームメイトも電話でご主人と話をしているのをこっそり聞いたら「私のルームメイトの25歳ぐらいの女の子は私より遅くに両側の手術して、私より早くに退院ですって」と話をしていてました。25歳!!大きな間違えです。その約倍!!私はアラフィフです。
私の回復がよかったのはずっと股関節回復プログラムに通っていたからだと思っています。この話はまた次回に・・。
